“あったか”大辞典 No. 7

必見!枕のアレンジメント

寝具の中でも関心の高いアイテムが「枕」です。特に「眠れない」方にとって「枕」は必須のアイテムとなっているようです。・・・・・枕が合わないと眠れない。・・・・・枕を換えれば眠れるんじゃないか?・・・・・自分に合った枕がきっとあるはずだ!等、「枕」に対する思い入れはみなさんそれなりに強いものを持ってらっしゃいます。

現在では市販されている「枕」はそれこそ星の数だけ種類はあります。その中からご自分にあったものを探しだすのはなかなか至難の業といえるでしょう。都会の専門ショップに行けば、頚椎の高さを測ってくれるサービスがあったり、実際に簡易ベッドに横になって、枕の寝心地を試させてくれるショップもあります。わたしも某百貨店にお客さんとして訪れて、実際どういったアドバイスが受けられるのか体験してみたことがあります。しかし、販売員の方は一生懸命説明してくれるのですが、お話の内容はとても分析的で理路整然としているばかりです。結果的にこってりした説明に圧倒されて「これがいいです」と勧められて買った枕をその夜使ったら、やっぱり合わなかった。・・・もっともよくあるパターンです。

「枕」はムズカシイのです!みなさん、新しい枕を買いに走るのはチョット待ってみませんか?そのかわり、枕の「アレンジ」の仕方を少しだけご披露いたしましょう。時間が許せばご拝聴(拝読)を・・・・・(-.-)Zzz・・・(゚_゚)パチッネテタ!!

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まず・・・枕を構成する要素は「枕の高低」×「枕の硬柔」です。基本的に枕のキャラクターはこの組み合わせで決まります。今回はこの「枕の高低」に注目してみたいと思います。一般的に男性は「高い目」女性は「低い目」が良いとされています。男性の方が女性に比べて肩の筋肉などが張っているため、頚椎の高さが高いのが普通だからです。しかし、これも一般論で一つの尺度くらいにとらえておいて下さい。
・・・・・みなさん、いまお使いの枕で満足されていますか?満足されて使ってらっしゃる方は何もいうことはありません。そのままお使い続け下さい。毎晩、きっと素敵な夢を見れることでしょう。(*^o^*)さあ、満足できない方・・・・・思い切って「枕」を変えちゃいましょう!

枕が高すぎる場合は、どんどん中身を抜いちゃいます。ピローケース(枕カバー)を外して、中地の横をほどいて中材を気の済むまで抜きます。これだけで、今日は昨日までと違った夢が見れるでしょう。

さらに、どうも頭の座りが悪いなあ・・・と感じる方は・・・中身を抜いた枕の中心部を凹ませて、その真ん中に3~5センチ角の当て布を2枚用意して上下から挟むように仕付けて下さい。これで頭の座り具合もバッチリですよ。少々、寝返りをうっても「枕」が逃げちゃうってことも少なくなると思います。さらに工夫するなら肩口の辺りは少し低い目にバランスをとってあげると肩から首にかけてリラックスできますよ。

高い枕がお好きな方・・・・・原理的に低いものを高くするのには無理が伴います。こんなときには枕の下にバスタオルなどを下敷きに込んでやると、簡易的に高さの調節ができるでしょう。すべて工夫次第です。そして、ご自分にあった枕がどんな枕なのか、具体的に掴めてきたなら、その時は本格的に「新しい枕」探しの旅に出て下さい。お店に行って、勇気を持って「○▲■▽●な枕下さい!」とリクエストしましょう。

さあ、今回は「枕の高低」についてお話してみました。「枕の硬柔」はちょっとおムズカシイのでまた折りを見てご紹介できれば、と思います。

みなさん、いかがでしたか?みなさんのご意見・ご感想をお待ちしております。
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