“あったか”大辞典 No. 18

寝る子は育つ、大人も育つ?!

「寝る子は育つ」

昔から「寝る子は育つ」といいますね。
「よく遊び・よく食べ・よく眠る」
栄養のあるものを食べ、おもいっきり体を動かし、たくさん眠るのがこどもの成長を育む上での大切なんでしょうね。

では、
なぜ「よく寝る」のが良いんでしょうか?
それは『成長ホルモン』と密接な関係があります。
『成長ホルモン』は主に睡眠時に多く分泌されます。
睡眠の深度が深いほどたくさん出ます。

「睡眠の深度」???

一晩の睡眠の中で最も深い眠りに落ちるのは、寝てから3時間ほどと言われています。
つまり入眠するといきなり深い眠りに落ち、それから起床するまで徐々に眠りは浅くなっていきます。

眠りのコツは、いかに眠った直後の「睡眠の質」を高めるかということです。

・寝室の温度や湿度を整えましょう。
・寝具を気持ちのいいものに変えましょう。
・寝る前の飲食(お酒も?)は控えましょう。
・寝る少し前には温めのお風呂に入ってリラックス。
※熱めのシャワーや冷水浴はNGですよ。

まず前半の深い眠り、そして一晩かけて睡眠のリズムを味わえるといいですね。
睡眠時間が短い方も、最初の3時間の睡眠の質を高めましょう。
睡眠時間がズレてしまっても、眠りの始まりを大切にすれば大丈夫ですよ。

こどもだけでなく、大人もまだまだ育ちます。

さぁ、みなさん、
ぐっすり “深く” 寝ましょうね!

P.S.
受験生の方に一言。
“仮眠” は15分程度にしましょう。
それ以上寝てしまうと “熟眠” で、脳が活性化するのに時間がかかりますよ!

みなさん、いかがでしたか?みなさんのご意見・ご感想をお待ちしております。
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